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福建省で新種の昆虫発見 天宝岩腫脚迷甲

福建省で新種の昆虫が発見されたようだ。

世界で毎年2万種ぐらいが新種として発表されている。中国での新種発見は日本人にはあまり馴染みがないのではないだろうか。

近日、福建永安天宝岩国家自然保護区が新種である「天宝岩腫脚迷甲」発見を発表した。今回の新種発見は国際動物分類学学術専門誌『ZOOTAXA』にも掲載された。

天宝岩腫脚迷甲は昆虫綱鞘翅目擬步甲科昆虫で、身長約16㎜、扁平形。雌は黒色、雄は黒褐色。頭部は小さく、前胸と密接している。口器が発達しており、上顎が大きい。触角が11節。前胸背板が発達、側縁溝が薄くて深い。成虫は夜間に木の幹に現れ、日中は木の根本や樹皮下に隠れているので、発見しにくい。

天宝岩腫脚迷甲は福建永安天宝岩管理局が研究項目「天宝岩国家級自然保護区昆虫多様性調査」を実施する際に発見、命名された。この新種発見は科学界および生物多様性に貢献し、生態保護や生物進化研究にも重要な意味を持つ。

福建永安天宝岩国家自然保護区には豊かな森林に覆われ、多くの野生動物が生息しているため、天宝岩腫脚迷甲の理想の生息地になったと考えられる。天宝岩腫脚迷甲の発見は天宝岩国家自然保護区の長期間の自然保護の成果である。

 

引用元

环球网

https://china.huanqiu.com/article/48HeKJtJKSw