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秦始皇帝陵の仰臥俑に職人の指紋を発見

秦代始皇帝陵に出土した仰臥俑で製造職人の指紋の痕跡が発見され、この職人は青少年であることが判明したようだ。
この指紋の痕跡を発見した時、研究者達はどんな気持ちになったのだろうか。無機質な俑でも人が触れていた小さな痕跡によってまるで体温を持ったような印象を持たせる。
2000年前に青少年の職人が陶俑を作ってる画面が頭の中に浮かんでくるようだ。

数日前、秦始皇帝陵K9901陪葬坑で出土した陶俑について最新の研究情報が公開された。

2012年に出土した4号俑の服飾特徴についての研究により、秦代「百戯」芸人の服飾生地の材料が復原できた。以降は百戯俑服飾全体の復原にも期待されている。

また、28号百戯俑の研究についても新しい発見があった。この滅多にない仰臥俑の体に指紋の痕跡が発見された。指紋データベースとの対照によって、製造職人が青少年であることが判明した。 

 
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